小船木河岸(読み)こぶなきかし

日本歴史地名大系 「小船木河岸」の解説

小船木河岸
こぶなきかし

[現在地名]銚子市小船木町

利根川に置かれた河岸場で、野尻のじり高田たかだ両河岸とともに三河岸と称された。安政五年(一八五八)の銚子領村々記録(船橋市西図書館蔵)によれば、野尻村家並が続き茶屋などがあったとみえ、上野高崎藩領・同安中藩領、佐倉藩領などの蔵元である与惣右衛門がいたという。この与惣右衛門家はすでに明和九年(一七七二)当時河岸問屋としてみえ、三河岸の問屋と船荷の扱いについて取決めを行っている(滑川家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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