小見山富恵(読み)こみやま とみえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小見山富恵」の解説

小見山富恵 こみやま-とみえ

1895-1986 大正-昭和時代の社会運動家。
明治28年11月7日生まれ。西尾末広らと大阪俸給生活者組合を結成賀川豊彦もとで「覚醒婦人」発行にかかわる。大正11年上京して「女性改造」の記者山川均・菊栄夫妻の水曜会で知りあった高橋貞樹と結婚。昭和8年検挙され,10年出獄。戦後,広島県で共産党再建につくした。昭和61年4月18日死去。90歳。兵庫県出身。笠岡高女卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小見山富恵の言及

【高橋貞樹】より

…〈32年テーゼ〉反対を理由に獄中転向。妻の小見山富恵も左翼の活動家だった。【岩村 登志夫】。…

※「小見山富恵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android