小角田前遺跡(読み)こずみだまえいせき

日本歴史地名大系 「小角田前遺跡」の解説

小角田前遺跡
こずみだまえいせき

[現在地名]尾島町世良田 小角田前

東武伊勢崎線世良田せらだ駅の北西六〇〇メートルの上武国道路線敷地内、標高三九メートルの平地の中の微高地上にある。遺跡の広がりは三〇〇メートル平方に及ぶとみられる。昭和五三年(一九七八)の調査の範囲は一万平方メートル弱であったが、古墳時代を中心に平安時代に及ぶ二三〇軒の竪穴住居、三〇棟の掘立柱建物、一七基の井戸などを検出。また北に延びる古墳群のうち一基が調査された。古墳時代の住居跡は大きく四群に分れ、二つの支群が三〇軒、他が一〇軒ほどの群をつくる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む