小論(読み)ショウロン

デジタル大辞泉 「小論」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろん〔セウ‐〕【小論】

小規模の論文。ある事柄について、簡略に論点をしぼって書いた短い論文。
自分の論文・論説などをへりくだっていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小論」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろんセウ‥【小論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さな論争。ちょっとした口論口喧嘩(くちげんか)
    1. [初出の実例]「一夜中宮侍与蔵人達、於滝口陣辺小論事、彼是已及放言」(出典中右記‐寛治八年(1094)閏三月一一日)
  3. 自分の論文、論説などをへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「然れども茲にも亦小論を記載し、聊天地の神意を明かにす」(出典:経済要録(1827)三)
  4. 小規模の論文。
    1. [初出の実例]「チェリー・モーニエの小論が書かれた頃の重大な関心は」(出典:エラスミスムについて(1948)〈渡辺一夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android