小論(読み)ショウロン

デジタル大辞泉 「小論」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろん〔セウ‐〕【小論】

小規模の論文。ある事柄について、簡略に論点をしぼって書いた短い論文。
自分の論文・論説などをへりくだっていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小論」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ろんセウ‥【小論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さな論争。ちょっとした口論口喧嘩(くちげんか)
    1. [初出の実例]「一夜中宮侍与蔵人達、於滝口陣辺小論事、彼是已及放言」(出典中右記‐寛治八年(1094)閏三月一一日)
  3. 自分の論文、論説などをへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「然れども茲にも亦小論を記載し、聊天地の神意を明かにす」(出典:経済要録(1827)三)
  4. 小規模の論文。
    1. [初出の実例]「チェリー・モーニエの小論が書かれた頃の重大な関心は」(出典:エラスミスムについて(1948)〈渡辺一夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む