デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野喬木女」の解説 小野喬木女 おのの-たかきの-むすめ ?-? 平安時代前期の女性。若くして仏法に帰依(きえ)し,僧である兄から観無量寿経などの極楽の要文をまなぶ。文章(もんじょう)博士藤原佐世(すけよ)(847-897)の側室となり,25歳で女子を生み産後に死去。没時に瑞相があらわれ,女性往生者の模範として説話集の題材となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例