…一方,宗茂以来田中時代に引き続いて新田開発を推進したが,元禄~延享期(1688‐1748)は干拓の最盛期を迎え,有力家臣や商人請負による大小さまざまの新田が造成された。4代鑑任(あきたか)は銀札を発行し,櫨(はぜ)運上金の制度を設け,家老小野春信は1721年(享保6)三池郡平野山に炭坑を開いた。これが三池炭鉱の創始といわれる。…
※「小野春信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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