デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野桑園」の解説 小野桑園 おの-そうえん ?-1853 江戸時代後期の作陶家。小野櫟翁(れきおう)の甥。生家は備中(びっちゅう)長尾村(岡山県倉敷市)の豪農。京焼の名工をまねき指導をうけたといわれる。楽焼きや染め付けの茶器がおおく,桑園焼,長尾焼とよばれ珍重された。嘉永(かえい)6年5月13日死去。名は禄。通称は民次郎,中蔵。別号に栗園,米華など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例