小野義真(読み)おの ぎしん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野義真」の解説

小野義真 おの-ぎしん

1839-1905 明治時代実業家
天保(てんぽう)10年生まれ。土佐(高知県)宿毛村大庄屋であったが,維新後新政府につとめ,大蔵少丞をへて土木頭となる。のちに三菱会社にはいり,岩崎弥太郎をたすけた。明治14年日本鉄道会社設立にあたって,発起人ひとりとなった。明治38年5月8日死去。67歳。通称は恭一郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android