小高い(読み)コダカイ

デジタル大辞泉 「小高い」の意味・読み・例文・類語

こ‐だか・い【小高い】

[形][文]こだか・し[ク]
ちょっと高い。「―・い丘の上」
相場が上がり気味である。値上がりの勢いがまだ弱く、特別目を引くほどではない状態のときにいう。→小安い
[類語]高いうずたかい高高高らか亭亭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小高い」の意味・読み・例文・類語

こ‐だか・い【小高】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こだか・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 少し高い。まわりにくらべ、やや目立って高い。
    1. [初出の実例]「しのびねはくるしきものを時鳥こだかき声をけふよりは聞け」(出典:和泉式部日記(11C前))
    2. 「これにこたかき桂の木の」(出典:光悦本謡曲・姨捨(1430頃))
  3. 相場が少し高い。⇔小安い。〔取引所用語字彙(1917)〕

小高いの派生語

こだか‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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