小髭(読み)コヒゲ

デジタル大辞泉 「小髭」の意味・読み・例文・類語

こ‐ひげ【小×髭】

少しだけはえているひげ
「四十ばかりなる男の―なるが」〈盛衰記・三九〉
イグサ科多年草イグサより細く、畳表にする。

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精選版 日本国語大辞典 「小髭」の意味・読み・例文・類語

こ‐ひげ【小髭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 少しはえたひげ。わずかなひげ。
    1. [初出の実例]「四十計(ばかり)なる男の小鬚(こヒゲ)なるが、浅黄の直垂著て前に進む」(出典源平盛衰記(14C前)三九)
  3. イグサ科の多年草。藺(い)栽培品種。茎は高さ六〇~一五〇センチメートル。葉は茶褐色の鱗片状で茎の基部にある。夏、茎の中上部に五個ぐらいの淡緑色の小花を、見かけ上は側生するように生じる。水田に栽培され、畳表を作る。備後表などが有名。こひげい。たつのひげ。とうしんぐさ。《 季語・夏 》 〔大和本草批正(1810頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「小髭」の解説

小髭 (コヒゲ)

植物。イグサ科の多年草,薬用植物。イの別称

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