小鳥籠(読み)ことりかご

精選版 日本国語大辞典 「小鳥籠」の意味・読み・例文・類語

ことり‐かご【小鳥籠】

  1. 〘 名詞 〙 小鳥を入れて飼うかご
    1. [初出の実例]「置き直したる小鳥籠、忠と教る親鳥の、軒端の竹に飛かはす」(出典:浄瑠璃・伽羅先代萩(1785)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

事典 日本の地域ブランド・名産品 「小鳥籠」の解説

小鳥籠[竹工]
ことりかご

関東地方千葉県地域ブランド
八千代市・夷隅郡御宿町で製作されている。千葉県産の孟宗竹を用いて、江戸時代から続く技術技法で、竹の選定・ひごづくり・組立て・仕上げまですべて手作業でおこなっている。一つ鳥籠をつくるのに、130本〜150本の竹ひごを使い、仕上げまで50工程以上の作業が必要となる。千葉県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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