せん‐たん【尖端・先端】
- 〘 名詞 〙
- ① とがったものの先。物のとがったさき。物事のいちばん先の部分。
- [初出の実例]「もう恐ろしい計画の尖端(センタン)が動き初(そ)めたのである」(出典:和蘭皿(1904)〈生田葵山〉道すがら)
- 「其側の二三峰は打こわされた玻璃片の様な尖端(センタン)をなし」(出典:欧米印象記(1910)〈中村春雨〉大陸旅行日記・一一月四日)
- ② 時代や流行などのさきがけ。先頭。先駆。トップ。さきばしり。
- [初出の実例]「一人は最も近代的尖端(センタン)を、そして他の一人は目ざめた一労働者として、共に異った世界に現在働いてゐる」(出典:彼女とゴミ箱(1931)〈一瀬直行〉牛めし屋と焙り出しのぢいさん)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「尖端」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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