ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尺度構成」の意味・わかりやすい解説 尺度構成しゃくどこうせいscaling 行動の数量的記述や予測のために感覚尺度,態度尺度あるいは知能や性格の尺度を構成すること。被験者に刺激や質問あるいは課題を与え,その応答についていくつかの仮定や基準を設けることによって,刺激の感覚尺度値や質問の難易度を求めたり,被験者の個人差を数量化したりする。尺度構成法として,一対比較法,継時間隔法,マグニチュード推定法,順位法,多肢選択法などがある。得られた尺度値に許容される演算や統計処理の種類によって,名義尺度,順序尺度,距離尺度,比率尺度などが区別される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by