尻がこそばゆい(読み)シリガコソバユイ

デジタル大辞泉 「尻がこそばゆい」の意味・読み・例文・類語

しりがこそばゆ・い

場違いで落ち着かない。気恥ずかしくて居心地が悪い。「皆に注目されて―・い」
[類語]恥ずかしい気恥ずかしいまり悪い面映おもはゆ照れ臭い晴れがましいこそばゆいうら恥ずかしい小恥ずかしいばつが悪い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尻がこそばゆい」の意味・読み・例文・類語

しり【尻】 が こそばゆい

  1. いるべきでないところにいるような、落ち着かない心の状態をいう。また、きまりがわるい状態である。しりこそばゆい。尻の下がこそばゆい。
    1. [初出の実例]「この伴作は、どういふ羽目か、しくじりはしねえが、どうも尻がこそばゆい」(出典:歌舞伎・𢅻雑石尊贐(1823)三立返し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android