晴れがましい(読み)ハレガマシイ

デジタル大辞泉 「晴れがましい」の意味・読み・例文・類語

はれ‐がまし・い【晴れがましい】

[形][文]はれがま・し[シク]
表立って華やかである。晴れやかで誇らしげである。「―・い席に着く」「授賞式に臨む―・い姿」
表立ちすぎていて気恥ずかしい。「こんな大層な集まりは―・い」
[派生]はれがましげ[形動]はれがましさ[名]
[類語]恥ずかしい気恥ずかしいまり悪い面映おもはゆ照れ臭いしりこそばゆいこそばゆいうら恥ずかしい小恥ずかしいばつが悪い

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精選版 日本国語大辞典 「晴れがましい」の意味・読み・例文・類語

はれ‐がまし・い【晴がましい】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]はれがま〘 形容詞シク活用 〙 ( 「がましい」は接尾語 )
  2. 気持がたいそう晴れやかである。表だって得意げである。いかにもはればれしい。はえばえしい。
    1. [初出の実例]「思ひも寄らぬ程に御幸ありと聞き、〈略〉はれかましくなる女房たち」(出典:中務内侍(1292頃か)正応元年一一月)
  3. 表だっている。公である。表だって派手である。
    1. [初出の実例]「髪、かたちきよらにて、君にぐし奉りて、はれがましからんに」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)
  4. 大勢の前へ出てきまりがわるい。おもはゆい。恥ずかしい。
    1. [初出の実例]「手綱をばかかず袴はほころびて はれかま敷をいふもいつまで」(出典:俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)(1540)竹何五)

晴れがましいの派生語

はれがまし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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