小恥ずかしい(読み)コハズカシイ

デジタル大辞泉 「小恥ずかしい」の意味・読み・例文・類語

こ‐はずかし・い〔‐はづかしい〕【小恥ずかしい】

[形][文]こはづか・し[シク]ちょっときまりが悪い。妙に恥ずかしい。「人前で褒められて―・い思いをする」
[類語]気恥ずかしいうら恥ずかしいきまり悪い恥ずかしいばつが悪い照れ臭い面映ゆいこそばゆい尻こそばゆいくすぐったい面目無い名折れ面汚し赤恥羞恥生き恥死に恥恥さらし恥ずかしいやましい不名誉不面目肩身が狭い合わせる顔がない身の置き所が無い穴があったら入りたい面目次第も無い汗顔・汗顔の至り冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ顔向けが出来ない顔が合わせられない顔が潰れるどの面下げて恥じ入るかた無し恥をかく身の縮む思い後ろめたい後ろ暗い申し訳ないすまない心苦しい気の毒気がとがめる負い目自責面目丸潰れ面目を失う泥を塗る名を折る名を汚す消え入る

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精選版 日本国語大辞典 「小恥ずかしい」の意味・読み・例文・類語

こ‐はずかし・い‥はづかしい【小恥】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こはづか〘 形容詞シク活用 〙 ( 「こ」は接頭語 ) ちょっとはずかしい。妙にきまりがわるい。こっぱずかしい。
    1. [初出の実例]「入口に五六の人影が重なって、皆な我が顔を覗いて居る。腹立たしくもあり、小恥かしくもあるので、急いで其間を通抜けると」(出典:コブシ(1906‐08)〈小杉天外〉前)

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