こそばゆい(読み)コソバユイ

デジタル大辞泉 「こそばゆい」の意味・読み・例文・類語

こそばゆ・い

[形][文]こそばゆ・し[ク]
くすぐられたような、むずむずした感じである。くすぐったい。「背中が―・い」
実力以上に評価されなどして、きまりがわるい。てれくさい。「そんなに褒められては―・い」
[派生]こそばゆげ[形動]こそばゆさ[名]
[類語](1かゆいむずがゆいくすぐったい痛痒いむずむず/(2うら恥ずかしい気恥ずかしい小恥ずかしいきまり悪い恥ずかしいばつが悪い照れ臭い面映ゆい尻こそばゆい

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精選版 日本国語大辞典 「こそばゆい」の意味・読み・例文・類語

こそばゆ・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]こそばゆ・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. くすぐられるなどして、むずむずした感じが堪えがたい。くすぐったい。
    1. [初出の実例]「酸と云わ、こそばゆいぞ」(出典:京大本湯山聯句鈔(1504))
  3. 相応以上の賞賛やもてなしなどをうけたりして恥ずかしい。また、気がもめて落ち着かない。くすぐったい。
    1. [初出の実例]「猶よしある人とおもへるけしきに、尻擽(コソバユ)くいとま乞て出ぬ」(出典浮世草子・新竹斎(1687)三)

こそばゆいの派生語

こそばゆ‐が・る
  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙

こそばゆいの派生語

こそばゆ‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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