精選版 日本国語大辞典 「尻目に掛ける」の意味・読み・例文・類語 しりめ【尻目】 に 掛(か)ける ① 目だけ動かして見る。人を見下したり無視したりする態度などにいう。[初出の実例]「言(こと)にいでて、などて言ひなし給ふと思ふがにくければ、のどやかにしりめにかけて見やりたれば」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)② 媚(こ)びた目つきをする。色目を使う。秋波を送る。[初出の実例]「過し所縁(ゆかり)とてもろこしに笑はせ、かほるが尻目(シリメ)に懸られ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by