尻目に掛ける(読み)しりめにかける

精選版 日本国語大辞典 「尻目に掛ける」の意味・読み・例文・類語

しりめ【尻目】 に 掛(か)ける

  1. 目だけ動かして見る。人を見下したり無視したりする態度などにいう。
    1. [初出の実例]「言(こと)にいでて、などて言ひなし給ふと思ふがにくければ、のどやかにしりめにかけて見やりたれば」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)二)
  2. (こ)びた目つきをする。色目を使う。秋波を送る。
    1. [初出の実例]「過し所縁(ゆかり)とてもろこしに笑はせ、かほるが尻目(シリメ)に懸られ」(出典:浮世草子好色一代男(1682)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む