尼御前岬(読み)あまごぜんみさき

日本歴史地名大系 「尼御前岬」の解説

尼御前岬
あまごぜんみさき

[現在地名]加賀市美岬町

美岬みさき町の北西端にある日本海に突き出た岬。「江沼郡誌」に「尼子瀬」と記すように、「あまこせ」「あまごぜ」が古いよび方である。尼御前のいわれについて、源義経の奥州落ちに随行した尼の死んだ所とか、千石船で遭難した息子を捜しに丹後から来た長者の妻が、ここで子の名をよびつつ死んだとか、海人苫屋のあった所という伝えがある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む