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菩提樹(読み)ボダイジュ

デジタル大辞泉の解説

ぼだい‐じゅ【×提樹】

《〈梵〉bodhidrumaの音写》クワ科のテンジクボダイジュの別名。釈迦がその下で悟りを開いたとされ、原産地インドでは無憂樹(むゆうじゅ)娑羅双樹(さらそうじゅ)とともに三大聖木とされる。
シナノキ科の落葉高木。葉は三角状卵形で、裏面は白い。夏、香りのある淡黄色の小花を下向きにつけ、実は球形で堅い。中国の原産で、寺院で1の代用として植える。同属別種にシューベルトの歌曲名として知られるリンデンバウム(セイヨウボダイジュ)がある。 花=夏 実=秋》「―の実を拾ひをる女人かな/虚子
禅宗で、悟りのこと。
[補説]作品名別項。→菩提樹

ぼだい‐ず【×樹】

ぼだいじゅ(菩提樹)」に同じ。
「黄金の数珠(ずず)箱に、―のをなむ入れさせ給ひたりける」〈落窪・三〉
菩提子(ぼだいし)」に同じ。
「―の数珠具したるたたなど」〈宇津保・国譲中〉

ぼだいじゅ【菩提樹】[曲名]

《原題、〈ドイツ〉Der Lindenbaumシューベルトの歌曲。ホ長調。連作歌曲集「冬の旅」の第5曲の題名。同歌曲集の中でもっとも有名。

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デジタル大辞泉プラスの解説

菩提樹

大和和紀による漫画作品。医学部キャンパスを舞台に愛と青春の日々を描く。『週刊少女フレンド』1984年第13号~1985年第13号に連載。講談社コミックスフレンド全3巻。

菩提樹

オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトの歌曲。原題《Der Lindenbaum》。連作歌曲集『冬の旅』の第5曲の題名。

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大辞林 第三版の解説

ぼだいじゅ【菩提樹】

シナノキ科の落葉高木。中国原産。寺院などに栽植される。葉はやや厚く歪んだ卵心形。夏、淡黄色の小花が散房状につき、花序の基部にへら形の苞がある。材は器具・パルプ・建材用、樹皮の繊維は布やロープとする。リンデンバウムは同属の別種。
インドボダイジュの別名。釈迦が悟りを開いたのはこの木の下といわれる。
曲名(別項参照)。

ぼだいじゅ【菩提樹】

シューベルトの歌曲集「冬の旅」の第五曲。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版の解説

菩提樹 (ボダイジュ・ボダイズ;ボダイノキ)

学名:Tilia miqueliana
植物。シナノキ科の落葉高木,園芸植物

菩提樹 (ボダイジュ)

植物。ムクロジ科の落葉高木。モクゲンジの別称

菩提樹 (ボダイジュ)

植物。クワ科の常緑高木。テンジクボダイジュの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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