すべて 

尾前神社(読み)おざきじんじや

日本歴史地名大系 「尾前神社」の解説

尾前神社
おざきじんじや

[現在地名]河芸町東千里 尾前

大別保おおべつぽ集落の東、海浜の松林中に位置するが、「三国地志」に「旧社地ハ今ノ社ヨリモ八町バカリ西。字尾前ニアリ」と記し、「布留屋草紙」などの諸書は享保一四年(一七二九)和歌山藩主の命により、現在地に移されたことを記している。旧社地中尾前なかおざき円応寺えんのうじ集落のある低い丘陵が平野へ突出した辺りに小字名として現存する。旧村社。主たる祭神は土蔵霊貴とも速佐須良比売命ともいい、明治四一年(一九〇八)には村内の神社を合祀している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む