尾崎庄太郎(読み)オザキ ショウタロウ

20世紀日本人名事典 「尾崎庄太郎」の解説

尾崎 庄太郎
オザキ ショウタロウ

昭和期の政治・経済評論家,社会運動家



生年
明治39(1906)年3月15日

没年
平成3(1991)年5月9日

出生地
徳島県板野郡板東町萩原(現・鳴門市)

別名
筆名=玉木 英夫

学歴〔年〕
東亜同文書院〔昭和5年〕卒

経歴
大正15年上海の学校に入学し、昭和5年帰国して新労農党の活動に加わる。本所修徳実業学校の教師をしながら無産運動をし、7年検挙されて懲役3年に処せられる。出獄後は上海に渡って読売新聞社員となり、11年大連に渡って反戦運動を展開する。その後天津に移って中国共産党と連絡をとる。13年満鉄嘱託となるが、反戦運動を続けたため17年逮捕。21年中国研究所の創立参加し、「中国研究」などを刊行した。著書に「毛沢東実践論・矛盾論入門」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾崎庄太郎」の解説

尾崎庄太郎 おざき-しょうたろう

1906-1991 昭和時代の社会運動家,中国研究家。
明治39年3月15日生まれ。昭和6年プロレタリア科学研究所にはいり,支那問題研究会に参加。10年中国にわたり「上海週報」の編集に従事し,反戦運動にもかかわる。戦後,中国研究所の創設に参加した。平成3年5月9日死去。85歳。徳島県出身。東亜同文書院卒。筆名は玉木英夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「尾崎庄太郎」の解説

尾崎 庄太郎 (おざき しょうたろう)

生年月日:1906年3月15日
昭和時代の政治・経済評論家
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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