尾張真之介(読み)オワリ シンノスケ

20世紀日本人名事典 「尾張真之介」の解説

尾張 真之介
オワリ シンノスケ

大正・昭和期の歌人 元・講談社専務。



生年
明治25(1892)年1月2日

没年
昭和48(1973)年4月20日

出生地
千葉県銚子市

別名
号=尾張 穂草(オワリ スイソウ)

学歴〔年〕
東洋大学〔明治45年〕卒

経歴
大正2年講談社に入り、3年11月創刊された「少年倶楽部」編集主任となる。5年退社したが昭和6年復帰、20年取締役、21年専務取締役とる。28年退職して顧問となった。東京出版販売会長、全国出版協会常務理事、日本出版団体連合会会長などを歴任。また歌人として知られ、40年「潮光」を創刊し主宰歌集に「白砂集」「松かさ」「くろはえ」「潮光」「犬吠」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尾張真之介」の解説

尾張真之介 おわり-しんのすけ

1892-1973 大正-昭和時代の出版経営者,歌人。
明治25年1月2日生まれ。大正2年講談社に入社。「少年倶楽部(クラブ)」などの編集長をつとめ,昭和21年専務となる。東京出版販売(現トーハン)会長,日本出版団体連合会の初代会長をつとめる。尾上柴舟(さいしゅう)の門下で潮光短歌会を主宰した。昭和48年4月20日死去。81歳。千葉県出身。東洋大卒。号は穂草(すいそう)。歌集に「潮光」「くろはえ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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