尾道大橋(読み)おのみちおおはし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「尾道大橋」の意味・わかりやすい解説

尾道大橋
おのみちおおはし

広島県南東部、尾道市と向(むかい)島間の尾道水道に架かる橋。1965年(昭和40)着工、1968年完成し、総事業費15億円余を要した。橋長446メートル、水面からの高さ約40メートル。橋の型は斜長橋といい、橋の中心の塔から太いワイヤで橋桁(はしげた)を支える工法を用いた。隣接して、本州四国連絡橋尾道―今治(いまばり)ルート(西瀬戸自動車道=瀬戸内しまなみ海道)をなす新尾道大橋(1999年完成)が架かる。

[北川建次]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「尾道大橋」の意味・わかりやすい解説

尾道大橋
おのみちおおはし

広島県尾道市対岸向島を結ぶ有料橋。橋梁部全長 446m。 1965年着工,68年開通。この建設により,向島は本土陸続きになり,島内の各種産業の発展のみならず,尾道市を含む地域開発に多大の貢献をなすこととなった。西瀬戸自動車道 (尾道・今治ルート) の本州側から最初の橋にあたる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android