日本歴史地名大系 「尾駮牧」の解説
尾駮牧
おぶちのまき
歌枕としての初出は、「後撰集」に次のようにある。
元禄二年(一六八九)芭蕉の「おくのほそ道」の旅に随行した曾良の「名勝備忘録」に「尾駮御牧 石ノ巻の向、牧山ト云有。ソノ下也」とみえ、「曾良旅日記」にも「日和山ト云ヘ上ル。石ノ巻中不残見ゆる(中略)尾駮ノ牧眼前也」と記す。しかし、歌枕のをぶちの牧については、ほかに青森県
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
歌枕としての初出は、「後撰集」に次のようにある。
元禄二年(一六八九)芭蕉の「おくのほそ道」の旅に随行した曾良の「名勝備忘録」に「尾駮御牧 石ノ巻の向、牧山ト云有。ソノ下也」とみえ、「曾良旅日記」にも「日和山ト云ヘ上ル。石ノ巻中不残見ゆる(中略)尾駮ノ牧眼前也」と記す。しかし、歌枕のをぶちの牧については、ほかに青森県
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