局在化エネルギー(読み)キョクザイカエネルギー

化学辞典 第2版 「局在化エネルギー」の解説

局在化エネルギー
キョクザイカエネルギー
localization energy

π電子系を議論するときに用いられる仮想的なエネルギーで,反応性を表す指数一種.たとえば,ベンゼンメチル基が付加するとき,メチル基はベンゼンの6個のπ電子の一つを局在化させて結合をつくると考えられるから,6個のπ電子共役は崩れて5個だけの共役になる.

このエネルギー差を局在化エネルギーという.一連芳香族化合物と,遊離基イオンとの反応速度と,局在化エネルギーとを比較すると,一定の関係が得られることがしばしばある.このような考え方は反応に応じて種々改良されている.たとえば,芳香族炭化水素オゾンが反応するような場合には,隣り合った二つのπ電子が同時に反応に関与すると考えられるので,2個のπ電子が局在化するとして計算され,結合局在化エネルギーと名づけられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む