屋寺町(読み)くしやてらまち

日本歴史地名大系 「屋寺町」の解説

屋寺町
くしやてらまち

[現在地名]堺市櫛屋くしやひがし三―四丁

南御坊前みなみごぼうまえ町の東にある寺院街区(→寺町。元禄二年(一六八九)堺大絵図によれば誓源せいげん寺・妙満みようまん寺・南御坊(旧東本願寺堺別院)興覚こうかく寺・安楽あんらく寺・光明こうみよう院・弘経こうきよう寺・遍照へんじよう寺の八ヵ寺があった。うち安楽寺・光明院・弘経寺は現在当地にない。誓源寺は但受山と号し、浄土宗、慶長三年(一五九八)本蓮社源誉の開基

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android