屋我グスク(読み)やがぐすく

日本歴史地名大系 「屋我グスク」の解説

屋我グスク
やがぐすく

[現在地名]名護市屋我

屋我地(やがじ)島の内部の小丘陵上に形成された小型グスク。丘陵の中でもひときわ高くなった標高三六メートルの円錐形状の石灰岩丘に造られている。丘頂部は一〇メートル四方ほどの平坦面で、まわりは突出した石灰岩で囲まれ、岩の間の隙間は野面積みの石積みで塞がれている。グスクは屋我(やが)集落の御嶽で、グスク内には香炉が置かれ、神木であるクバが生茂っている。グスクに上る野面積みの階段の近くから、一三―一四世紀の土器や陶磁器とともに鉄滓やフイゴの羽口、焼土塊などが発掘されており、ここで鍛冶が行われていたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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