デジタル大辞泉 「属星」の意味・読み・例文・類語 ぞく‐しょう〔‐シヤウ〕【属星】 陰陽道おんようどうで、生年によって決まり、その人の運命を支配するという星。生年の干支えとを北斗七星の各星にあてたもの。大属星。ぞくせい。 ぞく‐せい【属星】 ⇒ぞくしょう(属星) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「属星」の意味・読み・例文・類語 ぞく‐しょう‥シャウ【属星】 〘 名詞 〙 ( 「しょう」は「星」の呉音 ) 陰陽道でその人の一身を支配するとされる星。生年によってその人の生涯を支配する本命星と、年度によって変わる当年星がある。前者は、子年生まれの人は貪狼(たんろう)星、丑・亥の人は巨門星、寅・戌の人は祿存(ろくそん)星、卯・酉の人は文曲星、辰・申の人は廉貞(れんてい)星、巳・未の人は武曲星、午年の人は破軍星というように、北斗七星のいずれかがその星となる。後者は、日・月・木・火・土・金・水・羅睺(らご)・計都の九星の中いずれかがその星となる。大属星。しょくじょう。ぞくせい。[初出の実例]「拝二天地四方属星及墓所一」(出典:小右記‐寛和三年(987)正月一日) ぞく‐せい【属星】 〘 名詞 〙 =ぞくしょう(属星) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例