山下啓次郎(読み)ヤマシタ ケイジロウ

20世紀日本人名事典 「山下啓次郎」の解説

山下 啓次郎
ヤマシタ ケイジロウ

明治期の建築家 司法省勅任技師。



生年
慶応3年12月18日(1868年)

没年
昭和6(1931)年2月6日

出身地
薩摩国(鹿児島県)

学歴〔年〕
東京帝大建築学科卒

経歴
司法省に入省欧米監獄視察旅行し、帰国後、同省の筆頭建築技師として巣鴨監獄、奈良監獄、鹿児島監獄、大阪控訴院などを手掛けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山下啓次郎」の解説

山下啓次郎 やました-けいじろう

1868*-1931 明治-昭和時代前期の建築家。
慶応3年12月18日生まれ。山下洋輔祖父。司法省にはいり,東京,千葉,鹿児島などの監獄を設計する。明治36年大臣官房営繕課長。昭和6年2月6日死去。65歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android