山口一斎(読み)やまぐち いっさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山口一斎」の解説

山口一斎 やまぐち-いっさい

1844-1877 幕末-明治時代の医師
弘化(こうか)元年生まれ。薩摩(さつま)(鹿児島県)重富(しげとみ)郷で医を業とし,博覧強記で知られた。西南戦争のとき大義名分を主張,同郷同志とともに最後まで私学校派の勧誘に応じなかったため,明治10年4月4日斬殺された。34歳。名は祐清。通称ははじめ猪之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android