山家公頼(読み)やんべ きんより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山家公頼」の解説

山家公頼 やんべ-きんより

1579-1620 江戸時代前期の武士
天正(てんしょう)7年生まれ。伊達政宗の家臣だったが政宗の長男秀宗(ひでむね)が伊予(愛媛県)宇和島に封ぜられた際,家老として随行藩主をよく補佐したが,反対派の讒言(ざんげん)により元和(げんな)6年6月30日暗殺された。42歳。のち公頼の怨霊をしずめるため山頼和霊(やまよりわれい)社が建立(こんりゅう)された。出羽(でわ)米沢(山形県)出身。通称は清兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android