山寺古墓(読み)やまでらこぼ

日本歴史地名大系 「山寺古墓」の解説

山寺古墓
やまでらこぼ

[現在地名]幸田町大草 山寺・赤井

県道生平―幸田停車場線が岡崎市と境をなす山間に差掛るところに山寺の集落がある。集落の東北端に浄土じようど寺があるが、その南方八〇〇メートルに遠峰とぼね山の支陵である標高一五四メートルの通称エンマ山がある。明治三〇年(一八九七)にその頂部にある河原石の石組内から草花蝶鳥鏡を納めた壺が発見された。壺の詳細は不明。鏡は平安末期(一二世紀後半代)のものである。このほか付近からは、蔵骨器が多く出土したとのことである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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