山本知克(読み)ヤマモト トモカツ

20世紀日本人名事典 「山本知克」の解説

山本 知克
ヤマモト トモカツ

昭和・平成期の日本画家 金沢美術工芸大学名誉教授。



生年
昭和2(1927)年1月14日

没年
平成15(2003)年2月22日

出生地
京都府京都市

学歴〔年〕
京都市立美術専門学校日本画科〔昭和23年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本美術展覧会(第9回・昭28年度)「塀に沿う道」,日本美術展覧会(第10回・昭29年度)「坂に建つ街」,京都市美術展市長賞,紺綬褒章〔昭和37年〕,京都市長表彰状,京都府文化賞功労賞(第10回)〔平成4年〕

経歴
京都画壇の重鎮だった日本画家・山本倉丘長男堂本印象師事し、日展に出品。のち会員、評議員ヨーロッパ町並など、風景画を得意とした。京展審査員も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本知克」の解説

山本知克 やまもと-ともかつ

1927-2003 昭和後期-平成時代の日本画家。
昭和2年1月14日生まれ。山本倉丘の長男。堂本印象に師事。昭和22年日展に初入選,28年「塀に沿う路」,29年「坂に建つ街」がともに特選。ヨーロッパの都市風景,建築物を緻密にえがく。54年金沢美術工芸大教授。平成15年死去。76歳。京都出身。京都市立美術専門学校(現京都市立芸大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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