山村春雅(読み)ヤマムラ シュンガ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「山村春雅」の解説

山村 春雅
ヤマムラ シュンガ


職業
日本舞踊家

本名
浅野 善

別名
別名=杵屋 勝春

生年月日
明治17年 6月12日

出生地
高知高須

経歴
父が歌舞伎俳優であったため、早くから芸事に親しみ、5歳で三味線を習いはじめた。7歳の時には子役となって父の巡業に参加。9歳のとき巡業先の広島で芸者山村春雄の内弟子となり、約5、6年間に渡って山村流地唄舞を学んだ。高知県に帰郷したのちも芸道に精進して18歳で名取となり、山村流の普及と発展に尽力。また、三味線では杵屋勝春を名乗り、多くの弟子を育てた。

没年月日
昭和35年 1月17日 (1960年)

家族
父=尾上 喜三郎(歌舞伎俳優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「山村春雅」の解説

山村 春雅
ヤマムラ シュンガ

明治〜昭和期の日本舞踊家



生年
明治17(1884)年6月12日

没年
昭和35(1960)年1月17日

出生地
高知県高須

本名
浅野 善

別名
別名=杵屋 勝春

経歴
父が歌舞伎役者であったため、早くから芸事に親しみ、5歳で三味線を習いはじめた。7歳の時には子役となって父の巡業に参加。9歳のとき巡業先の広島で芸者山村春雄の内弟子となり、約5、6年間に渡って山村流地唄舞を学んだ。高知県に帰郷したのちも芸道に精進して18歳で名取となり、山村流の普及と発展に尽力。また、三味線では杵屋勝春を名乗り、多くの弟子を育てた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山村春雅」の解説

山村春雅 やまむら-しゅんが

1884-1960 明治-昭和時代の日本舞踊家。
明治17年6月12日生まれ。幼少より三味線をならい,歌舞伎役者の父の巡業にくわわる。9歳より広島で芸者山村春雄に山村流地唄舞をまなぶ。高知に帰郷後,18歳で名取となり,山村流をひろめた。杵屋勝春の名で三味線もおしえた。昭和35年1月17日死去。75歳。本名は浅野善。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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