山田以文(読み)やまだ もちふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田以文」の解説

山田以文 やまだ-もちふみ

1762-1835 江戸時代後期の国学者
宝暦12年1月生まれ。山田有年の祖父。京都吉田神社の禰宜(ねぎ)。藤貞幹(とう-ていかん)に師事して有職(ゆうそく)故実に通じ,小川萍流(へいりゅう)に和歌をまなんで,上田秋成とまじわった。天保(てんぽう)6年2月22日死去。74歳。通称は阿波介,伊豆。号は錦所。編著に「錦所談」「以文装束抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android