山田復之助(読み)ヤマダ フクノスケ

20世紀日本人名事典 「山田復之助」の解説

山田 復之助
ヤマダ フクノスケ

大正・昭和期の鉱山学者,経営者 昭和鉱業会長。



生年
明治13(1880)年12月9日

没年
昭和39(1964)年6月18日

出身地
神奈川県

学歴〔年〕
東京帝大工科大学採鉱冶金学科〔明治35年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正9年〕

経歴
古河鉱業に入り、足尾鉱山を経て、大正9年取締役。昭和6年退社、21年昭和鉱業会長、25年信鉱業開発会長。この間、大正13年〜昭和14年東大工学部講師として選鉱学を講義鉱山学を体系的に分析、鉱山経営の一画を明らかにした。著書に「鉱山の開発と経営」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田復之助」の解説

山田復之助 やまだ-ふくのすけ

1880-1964 大正-昭和時代の鉱山学者,経営者。
明治13年12月9日生まれ。古河鉱業にはいり足尾鉱山に勤務,大正9年取締役となる。また母校東京帝大の講師もつとめた。戦後は昭和鉱業,新鉱業開発の取締役会長を歴任。昭和39年6月18日死去。83歳。神奈川県出身。著作に「鉱山の開発と経営」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android