20世紀日本人名事典 「山脇玄」の解説 山脇 玄ヤマワキ ゲン 明治・大正期の法律学者 行政裁判所長官;貴院議員(勅選)。 生年嘉永2年3月3日(1849年) 没年大正14(1925)年10月7日 出生地越前国福井(福井県) 別名幼名=泰吉 学位〔年〕法学博士〔明治40年〕 経歴越前福井藩の藩医の長男に生まれる。藩の医学校に学び、のち長崎で蘭学を修める。明治3年ドイツに留学、ベルリン、ライプチヒ、ハイデルベルヒ等の諸大学で法学を学び、10年帰国。太政官権少書記官、参事院議官、法制局参事官、行政裁判所評定官、同長官を歴任し、大正2年辞任。この間明治24年勅選貴院議員を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山脇玄」の解説 山脇玄 やまわき-げん 1849-1925 明治-大正時代の司法官。嘉永(かえい)2年3月3日生まれ。越前(えちぜん)福井藩医の子。長崎で蘭学をまなび,明治3年ドイツに留学して法律,経済などをおさめる。法制局部長などをへて行政裁判所長官となった。貴族院議員。妻は山脇房子。大正14年10月7日死去。77歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by