山辺習学(読み)ヤマベ シュウガク

20世紀日本人名事典 「山辺習学」の解説

山辺 習学
ヤマベ シュウガク

明治〜昭和期の僧侶,仏教学者 大谷大学教授。



生年
明治15(1882)年11月25日

没年
昭和19(1944)年9月12日

出生地
新潟県西蒲原郡

学歴〔年〕
真宗大学〔明治41年〕,真宗大学研究科〔大正3年〕卒

経歴
大正4年インドセイロンへ留学。5年英国留学。帰国後9年東京大谷大図書館長、10年同大教授を兼任。昭和5年欧米視察、6年大学を辞め、8年仏教文化協会を設立、仏教思想普及運動に従事。17年大谷大教授兼学監に復帰、18年学長となった。著書に「仏弟子伝」「仏教に於ける地獄の新研究」「仏教文学」「仏教精要」「日本文化と仏教」「我が親鸞」「宗教的反省」「人生修行の旅」「教行信証講義」(共著)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山辺習学」の解説

山辺習学 やまべ-しゅうがく

1882-1944 明治-昭和時代前期の仏教学者,僧。
明治15年11月25日生まれ。インド,イギリスに留学後,大正10年大谷大教授,のち学長。昭和8年仏教文化協会をつくり,仏教思想の普及につとめた。昭和19年9月12日死去。63歳。新潟県出身。真宗大(現大谷大)卒。旧姓坂井著作に「教行信証講義」(共著),「仏弟子伝」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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