山鹿教演(読み)やましか きょうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山鹿教演」の解説

山鹿教演 やましか-きょうえん

1901-1996 昭和-平成時代の琵琶(びわ)演奏家。
明治34年3月20日生まれ。4歳で左目を失明。22歳のとき肥後琵琶の手ほどきをうけ,福岡県南部の柳川(やながわ),大牟田(おおむた)一帯で門付けをしながら腕をみがく。5時間以上の語り物を500曲以上こなし,本格的な肥後琵琶の伝承者といわれた。平成8年6月24日死去。95歳。熊本県出身。本名は良之。芸名は玉川教演。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android