岡村二一(読み)オカムラ ニイチ

20世紀日本人名事典 「岡村二一」の解説

岡村 二一
オカムラ ニイチ

大正・昭和期の詩人 東京タイムズ社長



生年
明治34(1901)年7月4日

没年
昭和53(1978)年7月9日

出生地
長野県下伊那郡竜丘村

学歴〔年〕
東洋大学文学部〔大正15年〕卒

経歴
詩人を志したが、新聞記者に転じ、昭和16年同盟通信社記者として松岡洋右外相に随行ドイツを訪問、その帰途日ソ中立条約をスクープした。戦後、東京タイムズを創刊して社長となり、再び詩作を始めた。詩集に「人間経」「告別」、また「岡村二一全集」(全2巻・永田書房)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡村二一」の解説

岡村二一 おかむら-にいち

1901-1978 大正-昭和時代の詩人,新聞経営者。
明治34年7月4日生まれ。大正末期の芸術革命運動のなかであたらしい傾向の叙情詩をかく。のち同盟通信社編集局次長などをへて,日本新聞連盟事務局長。昭和21年東京タイムズ社を設立,社長をつとめた。昭和53年7月9日死去。77歳。長野県出身。東洋大卒。詩集に「幻想君臨」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岡村二一」の解説

岡村 二一 (おかむら にいち)

生年月日:1901年7月4日
大正時代;昭和時代の詩人。東京タイムズ社長
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android