デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡林寅松」の解説 岡林寅松 おかばやし-とらまつ 1876-1948 明治時代の社会運動家。明治9年1月30日生まれ。幸徳秋水らの非戦論に共鳴し,小松丑治(うしじ)らと神戸平民倶楽部(クラブ)の結成にくわわる。内山愚童との雑談で爆裂弾の製法にふれたことを口実にされて,明治43年大逆事件に連座し,44年死刑判決。特赦で無期懲役となり,昭和6年仮出獄。昭和23年9月1日死去。73歳。高知県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例