岡雲臥(読み)おか うんが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡雲臥」の解説

岡雲臥 おか-うんが

1713-1773 江戸時代中期の医師。
正徳(しょうとく)3年生まれ。京都で松岡恕庵(じょあん)に本草学を,堀元厚らに医学をまなび,郷里の備中(びっちゅう)(岡山県)倉敷医業のかたわら私塾をひらく。明和6年(1769)地主,庄屋などの協力をえて義倉を創設。数度の凶作時におおくの窮民が救済された。安永2年閏(うるう)3月26日死去。61歳。初名は武韶,のち藤馬。字(あざな)は汝粛。別号に九畹。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android