窮民(読み)キュウミン

デジタル大辞泉 「窮民」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐みん【窮民】

生活に困っている人々。

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精選版 日本国語大辞典 「窮民」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐みん【窮民】

  1. 〘 名詞 〙 困窮している民。貧乏などのため、生活に苦しんでいる民。貧乏人貧民窮者窮人
    1. [初出の実例]「是義倉之物。給養窮民。預為」(出典:続日本紀‐慶雲三年(706)二月庚寅)
    2. 「鰥寡孤独の輩(ともが)ら、国の窮民(キウミン)にして、告る事なき者也」(出典:信長記(1622)一五上)
    3. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・下〕

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普及版 字通 「窮民」の読み・字形・画数・意味

【窮民】きゆうみん

たよる所のない人たち。〔孟子、梁恵王下〕(鰥(かん)・寡(か)・孤・独)此の四は、天下の窮民にして、ぐるところ無きなり。

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