岨伝(読み)そわづたい

精選版 日本国語大辞典 「岨伝」の意味・読み・例文・類語

そわ‐づたい そはづたひ【岨伝】

〘名〙 (後世は「そばづたい」とも) けわしい山道に沿っていくこと。また、道が断崖絶壁に沿っていること。
宴曲宴曲集(1296頃)五「墨染の夕の色の凄きは、樒(しきみ)摘む山路のそば伝ひ」
信長公記(1598)一五「下は大河、上は大山そわづたひ、一騎打ちの節所の道なり」

そば‐づたい ‥づたひ【岨伝】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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