岩内古墳群(読み)いわうちこふんぐん

日本歴史地名大系 「岩内古墳群」の解説

岩内古墳群
いわうちこふんぐん

[現在地名]御坊市岩内 塚野

日高川左岸に接した標高一五―二〇メートルの小丘陵に位置する。県指定史跡。八基確認されていたが、すでに四基は破壊され消滅。昭和五四年(一九七九)発掘調査が行われ、過去に銀線蛭巻太刀・漆塗木棺などが出土した一号墳や三号墳の実体が明確にされた。

一号墳は一辺二〇メートルの方墳で、現存高三・二メートル。墳丘は版築で盛土され、両袖式の横穴式石室が南に開口石室の全長五・九メートル、玄室の長さ二・四八メートル、幅二メートル、羨道部の長さ三・四二メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む