20世紀日本人名事典 「岩崎勉」の解説 岩崎 勉イワサキ ツトム 昭和期の哲学者,倫理学者 元・早稲田大学教授。 生年明治33(1900)年2月16日 没年昭和50(1975)年8月4日 出生地和歌山県 本名岩崎 務(イワサキ ツトム) 学歴〔年〕早稲田大学哲学科〔大正12年〕卒 経歴ハイデルベルク大学に留学、昭和7年帰国して早稲田大学講師となり、16年教授。この間、明治、立正、大正各大学講師を兼任した。新カント派の研究からハイデッガー、ヤスパースの紹介、戦後は実存哲学の解説批判、現代ドイツ哲学、アリストテレスについて独自の研究を進めた。著書に「哲学序説」「人間観と世界観」「ギリシアの厭世観」「文化哲学概論」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩崎勉」の解説 岩崎勉 いわさき-つとむ 1900-1975 昭和時代の哲学者。明治33年2月16日生まれ。大正12年ドイツのハイデルベルク大に留学。昭和16年母校早大の教授となる。戦前,ハイデッガー,ヤスパースをいちはやく紹介。ギリシャ哲学研究にも業績をのこした。昭和50年8月8日死去。75歳。和歌山県出身。本名は務。著作に「哲学序想」「アリストテレス」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by