岩崎山四号墳(読み)いわさきやまよんごうふん

日本歴史地名大系 「岩崎山四号墳」の解説

岩崎山四号墳
いわさきやまよんごうふん

[現在地名]津田町津田 南羽立

岩崎山(六五メートル)から北東に延びる尾根上に四基の古墳がある。四号墳はその最も低い位置の標高三四メートルに所在する前方後円墳で、全長五二メートル、後円部の直径二九メートル、高さ三メートル。本格的な調査は昭和二六年(一九五一)に実施されたが、すでに文化六年(一八〇九)・明治六年(一八七三)・昭和二年の三回にわたって発掘されており、文化六年の調査で吾作銘鏡四神四獣鏡が出土している。主体部には主軸に直交する竪穴式石室があり、その中に長さ二・四メートルの凝灰岩質割竹形石棺が納められていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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