岩本知足斎(読み)いわもと ちそくさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩本知足斎」の解説

岩本知足斎 いわもと-ちそくさい

1493-? 戦国-江戸時代前期の易学者。
明応2年生まれ。信濃(しなの)(長野県)諏訪(すわ)の郷士。父と兄にまなび,周易に精通中年になって老荘の教えにひかれ,湖南(こなみ)の山中で生活。老年で失明するが,庵(いおり)をむすんで琴をたのしみ松琴仙人とよばれた。慶長18年(1613)8月以来消息をたったが,時に121歳という。名は孝親。通称は貫次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android