最新 地学事典 「岩海」の解説
がんかい
岩海
block field
森林限界上の山頂や斜面中の平坦部で,凍結・融解現象の繰返しによってその場所で生産された大型の角礫がるいるいと堆積している場所(景観)。岩塊原とも。節理の発達がよく,しかも破壊されて礫になっても,その後はなかなか細粒物質まで分解されにくい硬質の岩石からなる所に生じやすい。細粒物質への分解が容易に進められる岩質の所では,霜食の淘汰作用によって各種の構造土が形成され,岩海は消滅する。
執筆者:岩塚 守公
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

